(1)死角への対策(2)前癌病変の完全切除(3)高危険群の管理、が精度改良の柱です (1)大腸内視鏡の死角は、一般の方が考えるよりも遥かに多く、これが「内視鏡後・大腸癌」の最大の原因です。これは、医師の経験不足、腸の解剖学的な理由、腸内の洗浄不良、観察時間の不足などが原因です (2)前癌病変の不完全切除も意外に多く「内視鏡後・大腸癌」の2割は、これが原因です。技術的な完全切除の失敗だけでなく、医師が病変の危険性を過小評価し「放置」する場合もあります (3)「内視鏡後・大腸癌のリスク」は患者さんの体質で大きく違います。これを正確に予測することは対策の基本になります。最も重要なのが遺伝性大腸癌(HNPCC)の方への対策です |
(1)死角への対策
(2)前癌病変の完全切除
(3)高危険群の管理
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