大腸洗浄液の増量

腸管の洗浄度は観察の死角・検査の精度に大きく影響します

以前は、この問題はあまり重視されませんでした。

と言いますのも、検査前の大量の下剤の服用は苦痛が大きいために、「検診の普及のために、不快度を最小限にすべき」と医師も考えていた訳です

しかし、そのような考えは間違いであり、現在は以下のような考えになっています。

内視鏡後・大腸癌をゼロにするためには腸管の洗浄度は極めて重要なカギである。

医師は、その重要性を患者さんに説明し、患者さんには洗浄液の服用に関して「最大限の協力」をしてもらうようにすべきである


私(鈴木)自身は、自分の大腸検査をする際は、いつも洗浄液を6リットル以上、服用しています