横行屈曲部(ねじれ腸)の往復観察 「ねじれ腸」という言葉は正確な医学用語ではないのですが、非常に便利な用語です。 多くはやせ型の女性に多く、内臓下垂(胃下垂など)に合併し、横行結腸が骨盤内に垂れ下がる(下垂)現象です 便秘や「ガスが、溜まる」という症状をよく起こします。 また内視鏡の挿入が難しいのもこのタイプです。 下垂により強い屈曲ができるために観察の死角が出来易いのです ここは平坦型腺腫(LST)の好発部位で、これが屈曲部に発生すると見落としの危険が高くなります