肝湾曲部とRSの体位変換・往復観察

肝湾曲(上行結腸と横行結腸の境界)とRS(直腸とS字結腸の境界)は大腸の観察で最も重要な山場です(下図の丸)

どちらも強く屈曲しているために観察の死角が出来易いのですが、癌が出来易い部位でもあります。

この2か所を時間をかけてしっかり観察することが精度を上げるポイントになります。
(具体的には体位変換を組み合わせて往復観察をすることになります。私は「上行入れ直し」「Sの入れ直し」と呼んでいます)