SPSの厳重管理
SPS症候群(過形成ポリープ・SSAP多発症)の方は内視鏡後・大腸癌の危険が非常に高いことが解っています
この理由は3つあります。過形成ポリープ・SSAPは(1)見落とし易く(2)境界が不明瞭なため切除が不完全になり易く(3)急激に癌化することがあるのです。
SPS症候群の方の管理は、予防的外科手術のタイミングも含めて、非常に難しい問題を含みます(詳しく・・)
SPS症候群は「見逃されることが多い」という実態もあります。特に「軽症型のSPS症候群(=MSP症候群)」は診断が付かないまま放置されている場合も多いです。(詳しく・・・)