ハイ・リスクの方とアスピリンによる予防
「ポリープの数が非常に多く、大腸癌のリスクが極めて高い方」へ

特殊な病態(a-FAP, HNPCC, SPS)で大腸癌のリスクが極めて高いグループの方は、通常の方と異なる対応が必要です。ここでは用語の説明は省略します。遺伝子の問題(生まれながらの体質)であり、治療法が無いものを悩んでも仕方が無いからです。


アスピリンによる大腸癌予防について

主な臨床研究の要約

「体質的に大腸癌・ポリープのリスクの高い方」がアスピリンを飲むことで、かなりの予防効果が期待されることは間違いありません。

問題は、アスピリンには「出血しやすくなる」という副作用があるために「リスクとベネフィットのバランス」の点から患者さんに推奨すべきか否かの議論が医師の間で続いているだけです。

「出血しやすくなる」というのは、例えば脳出血や交通事故(頭部外傷)の時に死亡する危険性が高くなるという意味です。

日本で「正式な適応」が認可されるのは10年くらいかかるでしょう。理由は肝心の製薬会社がアスピリンの適応拡大に全く興味が無いからです。
「ハイリスク」と宣告された患者さんの中にも「大腸癌になったらアウトだ。正式なガイドラインが出るのを何年も待てない」と考えている方もいるでしょう。

以下の条件を満たす方で、
「出血等の副作用を全て了解して、100%自己責任で服用したい」
と考える方にのみアスピリン(100mg)をお渡しします。

※100%患者さんの自己責任で、自ら情報を集め、自分で考え、判断していただいた方だけにお渡しします。これに関しては、お問い合わせ・御相談は一切お受けしません。

内視鏡検査の時は「必ず10日前から中止」して下さい。
(ポリープ切除後の出血を予防するため)
その他、何らかの手術を受ける場合も、必ず10日以上前から中止してください。

お渡しするのは
「バイアスピリン 100mg 錠(腸溶剤・低用量)が500錠入った一箱」です
(1日1錠 = 500日分)

1錠=6円なので原価が3千円です。これに事務手数料2000円を頂き、5000円でお渡しします。
大体1〜2年分なので、内視鏡の時に次の箱を入手するというサイクルになります。

御希望の方はメール等でご連絡ください。(取り寄せに10日ほど見て下さい)

注意!!

たくさん飲めば効果が大という訳ではありません!
以前、Amazonで500mg錠を購入し自己判断で毎日服用されていた方がいましたが推奨できません!

副作用等でアスピリンが服用できない場合は、メトホルミンという糖尿病の治療薬が第2選択になります。(⇒詳しくはこちら