胃炎の原因はピロリ菌
胃潰瘍の原因はピロリ菌
胃癌の原因もピロリ菌
ピロリ菌の検査
ピロリ菌の治療
ピロリ菌専門医

目次

TOP

最新情報

LINK
大腸・COM
内視鏡・COM

胃癌の本質は伝染病

ピロリ菌の除菌により胃がんが予防できる(癌発生が3分の1〜6分の1に減る)ことが確認されました。ただ予防効果は感染の初期(胃の粘膜が萎縮する前)は著明ですが感染の後期(粘膜が萎縮した後)では小さいです(詳しく)。

つまり、日本から胃癌をなくすためには若い方の除菌がカギになります。

では・・・・若い人でも、どのようなグループが検査すべきか?
ピロリは若いほど感染率は高くありません。ピロリの感染ルートは糞口感染(感染者の便からの感染)、と口口感染(感染者とのキスや鍋料理などでの感染)が考えられていますが、衛生状態のよい日本では後者が主な感染ルートと考えられており、家族内感染が主流とと推測されています(詳しく)。

したがって・・・・「家族(長期に生活をともにした人)に慢性胃炎・潰瘍・胃癌の患者さん(=ピロリ感染者)のいる若い方」が最も検査の意義が大きいグループです。

このような若い方に、積極的にピロリ菌検査を勧めます

年配者ではピロリ菌を除菌するメリットは本人自身には小さいです。しかし、次世代(子供、孫)への感染阻止のためには検査。除菌は意味があります

 

 

TOP・PAGE