内視鏡でDNAが傷つく!

日本が世界に誇る拡大内視鏡は数百倍に拡大し「顕微鏡レベルの病理診断が可能」です(AIが読むので病理医は不要)。

 

しかし、それには核を染める必要があります。

 

「細胞核を染めるDNA ・核内タンパクに色素が結合変異原性」

という推測は、このブログを読まれているインテリの方には説明不要でしょう。

 

実際に、大腸内視鏡検査の際の「核を染める色素によるDNA損傷」が報告されました。

 

これを受け、米国は使用を禁止しました(詳細は2018年の当院HPの記事)。

 


 

しかし色素・拡大観察は日本で開発された「栄光の技術」のために日本の医師は未だに、これを捨てていません(バリウム検査と同じ)。

 

「まだ内視鏡検査が原因の癌が確認された訳ではない」との理由からですが、それは「安全性の証明」にはなりません。

 

内視鏡で使う青い色素には

核を染めるメチレンブルー(変異原性あり

核を染めないインジゴカルミン(変異原性無し

の二つがあります。(詳細は当院HPの記事)。他にピオクタニン、トルイジンブルーなど、核を染める色素は全て変異原性が有ります。

 

当院が使用している色素はインジゴカルミン(変異原性無し)のみです。これは食用色素にも広く使われおり、我々は日常的に摂取しています(青色2号)。

 

当院の「Ⅱc発見率」は、全てインジゴカルミンによるものです。

 

メチレンブルーを使った拡大観察なら画像はもっと精密になります。

しかしそれは「誤った患者さんサービス」です。

 

この技術で内視鏡診断学は進歩しました。

しかしそれは「人体実験」です。

 

この検査は「癌の術前検査」などに限るべきで、「健康な方を対象にしたスクリーニング」には使うべきではありません。

 

<患者さんの生体で核が見える!>

 

当院HPの「若年性大腸癌の急増は化学の進歩の結果」もお読みください。我々は「テクノロジーの進歩」に警戒をすべきです。

 

 

 


【文責】 本郷メディカルクリニック 院長 鈴木雄久