Kaminsky ADR グラフ

腺腫発見率とは癌化の危険の高いポリープである「腺腫」に限定した発見率です。「腺腫発見率の高い医師」に検査を受けた人ほど、その後、大腸癌になる確率が低いことが証明されています。

⇒ Q&A:「良い大腸内視鏡」とは?

「第3者が容易に検証可能なデータ」でなければ公表は意味が無い。

腺腫発見率の意義は非常に重いものであり、米国では「腺腫発見率の水増し」が問題になっているほどです。このページは患者さん以外に厚生省や学会の監査担当者、当院が委託している病理検査センターの医師や健康保険組合も自由に閲覧できますから、カルテ番号(=診察券の番号)を公開することで「水増し」があれば直ちに不正が明白になります。

定期的に公表しないと腺腫発見率の公表は意味が無い

臨床試験などでは非常に高い発見率の成績が出ることがあります。これは医師が「測定されているから精密に見るぞ」と気合をいれるからです。下表で解るように同一の医師でも発見率は大きく変動します。医師の不調・好調がどうしても、ある訳です。医師が常に腺腫発見率の変化を反省し、自分自身の管理をすることが重要なのであり、単発の統計・公表には何の意味も無く、数年間、継続的に公表して初めて意味を持ちます。

ADRの実態

米国学会は35%以上を目標値としています。「50%以上」を公言している医師は多いのですが客観的証拠を示している医師は少数です。全国の大学病院が調査した結果では38%でした。特殊な例で60%と公表してる米国の富裕層対象の医師もいます。

新患の方100人で集計した腺腫発見率をカルテ番号と共に公開しています。
(国内外の専門医の成績は30%前後です。 ⇒ 集計法:医師向け

約10年間、定期公開を続けてきましたが、十分に目的を達したと判断し、ここで終了とします。
今後は、より重要な指標である「Ⅱb・Ⅱcの検出率」を定期的に(毎週)公開していきます。
基本ポリシーは同じで「第3者が容易に検証できる」形で「継続的公開」をおこないます。
発見率
(SSAP含む)
発見率
(SSAP含まず)
対象カルテ番号
証拠データ