家系から胃癌を無くす
胃癌の本質は伝染病(ピロリ菌)であり、家族間の世代を超えた伝染病です。特に家系内の若い方のピロリ菌の除菌が「家系から胃癌を無くす」ためのカギです。 胃カメラを施行された方には御家族全員で、自宅でピロリ菌検査のできるキットをお渡しします。御家族の陽性者全員が除菌できるよう薬を郵送します。説明は全て、メール、電話でおこない当日1回の来院で必要な事が全て完結するようにします。
家系から大腸癌を無くす
大腸癌は非常に遺伝性の強い代表的な癌です。 疫学的調査から大腸ポリープ・癌の約半分が遺伝性、半分は「生活習慣」によるものと予測されています。この詳細はこちらに記述してあります。これは「ピロリ菌の除菌」のような決定的な解決策は見つかっていませんが、科学者が現在最も精力的に研究をしている分野です。「大腸癌の原因遺伝子の研究」は私が最も得意とする分野です。現時点で可能な 「科学的根拠のある最新・最大限の情報」を提供します。
 |
具体的な例を述べます。これは大腸色素沈着症(メラノーシス)といい、下剤を長期服用した方に見られます。都内の某自由診療クリニックでは大腸色素沈着症は非常に怖い病気のように説明していますが、現在では「色素沈着があると小さなポリープが見つけ易くなるので多いように見える」だけで色素沈着が大腸腫瘍を増加させることは否定されています(文献)
「小病変が見つけ易くなる」のなら「色素沈着は有益であり色素沈着を治療することは無益」と言えます。これが「科学的根拠のある最新の診療」です。
|
観察精度の保証
観察の精度を保証するため全検査内容をDVDに録画してお渡しします。「観察の精度」は最も重要なのですが、実は最も難しい問題です。昔、逸見政孝氏が胃癌になった時、胃カメラを施行した新谷弘実博士の診断に問題があるのではないか?マスコミでも問題になりました。おそらく、専門家でも見解の分かれる微妙な病変だったのでしょう。内視鏡学会が調査をしましたが新谷氏の主張は「あの時の胃カメラの写真は今は無い」でした。断言できることは「観察の精度は医師の技術と集中力に比例する」ということです。私は、この問題の解決はDVD録画を患者さんに渡すことしかないと考えています。この詳細はこちらに記述してあります
1日で全てを完結
大腸ポリープが数年、経過して、癌化することがわかっています。 そしてポリープのうちに内視鏡で切除してしまえば、大腸癌は100%近く予防できることがわかっています。 大腸内視鏡は早期発見よりも、予防的治療を目指しています。 大腸検査は準備で1日がかりの検査なので、何度も受けるのは大変です。 「極力、当日に全てのポリープ切除」をしますが「偶発症の危険を伴う大きな病変」の場合は、関連病院への御紹介になります。安全のためですので御了承下さい。この詳細はこちらに記述してあります
最大の問題は「ポリープ切除後の出血の予防」です。私はこの問題を世界で最初に解決(予防的にクリップで傷を縫合する)した報告をしています。この詳細はこちらに記述してあります
技術レベルの保証
私の内視鏡の技術がどの程度か?このHPを読まれている方は既に御友人から、お聞きいただいているかもしれませんが、私は「客観的データ」をサイトに公開しています。では「胃カメラの技術は?」という質問には「胃カメラの技術を大腸検査と比較するなら、一般ドライバーとF1レーサーを比べるようなもの」とだけお答えします。
高精度の胃カメラ
胃カメラは最近、流行の「鼻からの胃カメラ」は使いません。これは細いので患者さんの苦痛が少ないのですが、細いためCCDが小型で画質が低く、精密な検査ができないからです。私の技術では「胃カメラの太さ」は何の問題にもなりません。
鎮静剤について
精神的緊張をとるため、軽い鎮静剤を使います。 ちょうどお酒に酔ったような状態になり、心地よくリラックスしたまま、検査が終わります。「検査が楽しかった」と感じられるはずです。鎮静剤の使用を希望されない方には使いませんし、それでも全く問題ありません。 回復室で長時間の休憩を必要とするような大量の麻酔・鎮静剤を使用することは 、医師の技術が低い最大の証拠です。名医ほど鎮静剤を使用しないものです。しかし私自身が検査を受けた意見としては「極少量の使用」を勧めます。冷たい機械が体の中に入ってくる独特の感覚は「精神的緊張・恐怖」を起こすもので、これは医師の技術では克服できないからです
国内最高レベル・ドックとの連携
内視鏡以外の人間ドック御希望の方には当院と連携している「グランドハイメディック倶楽部」を紹介します。ここは国内最高レベルのPET、CT、MRI診断を誇り、会員制で紹介状は不要なのですがスタッフは皆、私の知人で、より合理的な診療が実現します。実際、「PET、CT、MRIは東大・ハイメディックで、内視鏡は当院で」という方も多いです。・・・・・・これはまだ、私の構想なのですが、将来的には土曜日に「東大病院でPET、CT、MRI、当院で内視鏡」という「1日で完結する究極の人間ドック」も検討しています(患者さんには体力的時間的にきつく解決すべき課題がありますが・・・・・)