当院の内視鏡の消毒法の概略を説明します。一言でいうなら

学会ガイドラインの3倍の高レベル消毒を行う」という方針です(下記)


「3倍」に特に深い意味はありません。「3倍でなければ感染が起こる」という科学的根拠はありません。

2台の自動洗浄機、5本のスコープ(大腸4本、胃1本)で検査を連続する場合、ここまではコストをかけることなく消毒時間を延長できると計算した上限の時間です 。

「一検査枠に長い時間を充てるので、消毒時間も長くできる」
だけのことです。

消毒時間の延長は学会の消毒のガイドラインは「100%の安全を保証したもの」ではない。という考えから生まれたものです。実際、日本で認可されてい3種類の消毒薬(過酢酸、フタラール、強酸性水)の各に長所・短所があり、消毒のガイドラインは、たびたび変更されます。



  処置具(ポリープ切除器具)について
局注針、鉗子、スネア等のポリープ切除器具は「全て新品使い捨て」としています。また、この費用の負担はありません。
    アルツファイマー病の方の予約制限について
この制限は2005年より続いており、当院独自の方針=プリオン対策(専門家向けページ)によるものです。日本でこの問題への対策をとっているのは当院だけで、他の医療機関では、このような制限は全く、ありません。
内視鏡を介したプリオン伝染の危険性は「消毒時間の延長」と異なり、十分な科学的根拠に基づいています。
   よくある質問「検査前に感染症の血液検査は必要ないのですか?」


当院の消毒法 高レベル消毒(フタラール)20分 + 強酸性水消毒
または 高レベル消毒(過酢酸)10分 + 強酸性水消毒
(新学会ガイドラインの3倍、旧ガイドラインの5倍
内視鏡学会ガイドライン
(現在の日本の標準)
高レベル消毒(フタラール)5~10分
または 高レベル消毒(過酢酸)5分
または強酸性水