今後の展開
現在の消毒薬(フタラール、過酢酸、酸性水)の組み合わせで、おそらく全てのウイルスと細菌は死滅します。
しかし、これらの「現在の科学技術で最強の消毒薬」を全て駆使しても死滅しない病原体が一つあります。
・・・・狂牛病、クロイツフェルト-ヤコブ病の原因で遺伝子を持たないタンパク質からなる「プリオン」です
将来の可能性として・・・・内視鏡の使い捨てカバーシース(Endosheath:下図)は理論的にプリオンに対しても100%安全です。
Endosheathは米国VisionScience社が製造し、日本のFibertech社が輸入・販売しています
VisionScience社サイト Fibertech社サイト
VisionSciense社HPより引用した図
Endosheathの特長
チャンネル(処置具の通る内視鏡の内腔)部分も含め、患者さんの組織に接触するものは、全て使い捨てになっています。したがって100%無菌の究極の安全な内視鏡です。なお、内視鏡は専用の物を使います。
現時点でのEndosheathの課題
このようなことから現時点の考えとしては・・・・当分の間は現法のステリスシステムを主にして「endosheathは特別オプション」として用意するつもりです
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