「胃カメラと大腸検査を同日に受ける場合」は、理由の有無に関わらず胃カメラは検診とみなされ、健康保険の適応外(患者さんが10割負担。約1万5千円〜2万円前後)となります。別々の日で受けていただくなら問題ありません。・・・政府機関からの指導によるものです。ご了解ください。(この指導・変更は11月13日からです。それ以前に既に予約をとられた方で、胃も大腸も必要な正当な理由・症状のある方は両方を健康保険でおこないます)
保険について・・・私見 かって内視鏡は日本の胃癌死亡減少の最大功労者とされ「日本の医療のエース」でした。しかしながら、最近は日本の健康保険は限界に来ており、高額な内視鏡は「悪者」になりました。当然、当院のように内視鏡件数の多い施設は、当局の審査も厳しくなります。これは、仕方ないことです。検査を受ける立場からは誰も「件数(経験)の少ない医師に受けたい」とは思いませんから・・・・この問題は永遠に解決しません。当院は内視鏡の保険制度の問題でも「最先端」を行っていると言えます。 個人的な予測を言いますと・・・数年以内に日本で、内視鏡検査は「健康保険適応には非常に厳しい条件が必要」になると思います 。欧米と比較すると日本は「気軽に安価に内視鏡を受ける」という風潮がありました。これは早期癌を多く発見した偉大な日本医学の業績だったのですが(信じられないでしょうが、欧米の医師は内視鏡をしても早期癌を診断できません)・・・・・そろそろ「転換期」に来たのかもしれません。私は、医療レベルを維持するには、いっそ内視鏡を「健康保険適応外」にするのも、悪くはないかなと思っています。患者さんは給与からの保険料の天引き分を少なくなり、窓口で払う金額が増えます。したがって厳しい目で高い技術を持った医師を選ぶようになります。技術の無い医師は自由競争により淘汰され必要の無い検査は無くなります。

世界最初の内視鏡検診(昭和39年、越谷)・・・内視鏡で検診をすれば癌が早期発見できるというシステムは、日本が始めたもので当時は世界中の医学会から注目されました
以上をご了解の上、それでも(自由診療でも)、胃と大腸の同日検査を希望される方は以下のようにして予約を取ってください
胃内視鏡と大腸内視鏡、両方を同日に受ける場合には・・・・
オンライン予約でまず一方の予約をとり・・・
ついで再びオンライン予約(カレンダー)で他方の検査の予約をとってください
時間について・・・・次の点に注意して下さい
大腸検査前に2リットルの下剤を飲みます。(検査の4時間前から2時間かけて飲んでいただきます)
下剤が胃の中にあるうちは胃カメラはできません
胃カメラは「大腸検査の直前か、大腸検査の後に」予約を、おとりください
その頃には胃の中には下剤は残っていません
例
| 13: 15 |
13: 30 |
14: 00 |
14: 30 |
14: 45 |
15: 15 |
| 胃 | 予 | 予 | 予 | 大 | 予 |
13:15で胃カメラ、14:45で大腸検査の枠が空いていますが同日検査は無理です
| 13: 15 |
13: 30 |
14: 00 |
14: 30 |
14: 45 |
15: 15 |
| 予 | 予 | 予 | 胃 | 大 | 大 |
14:30で胃カメラ、14:45で大腸検査で、同日検査が可能です