当院でおこなっているピロリ菌の検査・除菌システム
便検査による在宅検査を第一選択とした独特の方法を採用しています。
この検査法を勧める理由・慢性胃炎の除菌治療の意義・副作用などは・・・「ピロリ菌と胃炎・胃潰瘍・胃癌のサイト」をお読み下さい
(1)ピロリ菌検査を希望の方は直接、来院されるか(2)へ進んでください。既にピロリ菌陽性がわかっており除菌を希望の方は(6)に進んでください 来院される方は・・・・・費用、来院時間は(2)(6)と同じです(2)自宅検査キットは郵便で入手できます 「ピロリ検査キット希望」と書いたメモと費用(下記)を現金書留で送ってください。1週間前後で自宅に郵送します。当院の住所は以下です
〒 113-0033 東京都文京区本郷5−26−4 クリスタルビル4階 本郷メディカルクリニック
(注)書留の控えはキットが届くまで保管してください。届くのが遅れているようならメールでご連絡下さい
一人分 5千円 二人分 7千円 三人分 9千円 四人分 1万1千円 ・・・・・以降、一人分あたり2千円です (3)自宅で検査をおこないます。簡単です。10分で結果がわかります。赤ちゃんでも検査可能です。家族内感染の検査も可能ですので、ご家族での検査をお勧めしています。 注:キットが届いたら古くならないうちに速やかに検査をしましょう(4)陰性なら(5)に、陽性なら(6)に進んでください (5)陰性の場合は・・・ 日本人の胃癌の最大原因は無いといえます。胃癌に関しては、ひとまず安心してください(注)。ただし菌が少ないと稀に「偽陰性」のこともあります。確実を期したい方は時期を空けて(1)〜(3)を再検査してください。胃の不快感が強い時に検査をするといいでしょう。また病気を否定するものではありませんので、気になる症状が続く場合は他の検査(胃カメラ、超音波検査)を勧めます
(注)菌が自然排除された方は「陰性」になります。高齢者(腸上皮化生)に見られます。これについてはこちらをお読みください
(6)陽性の場合は 下記の「除菌のメリットと副作用」を読み除菌を希望する方は来院してください。診察の予約は不要です。月・火・木・金・土曜日の9時〜20時の間に来院して下さい。除菌に対する疑問にもお答えします。除菌(ランサップ)の費用は1万円です。
(7)除菌の抗生物質(ランサップ)を1週間服用します。再来院は不要です。 (8)3ヵ月後に除菌されたかを判定します。(1)〜(3)をもう一度おこないます。 判定は少し期間をおいた方が正確です。3ヶ月後におこないます。除菌成功の方は(5)に、除菌失敗の方は(9)に進んでください(9)薬を一部変更してもう一度除菌するチャンスがあります。詳しくは下記をお読み下さい。費用は1万5千円です。(6)と同じ時間帯に来院して下さい。予約は不要です。
除菌のメリットと副作用 メリット
ピロリ菌に感染していると年間0.4%の確率で胃癌になると統計的に予測されています
例えば50歳の方で余生を30年と仮定すると胃癌になる確率=30X0.4=12%と予測できます。
解りやすい比較を言うと、ピロリ菌は「煙草なみの発癌物質 (WHO=世界保健機構)」です。胃癌の患者さんでピロリ菌陰性の方は「非常に稀(1%)」です。日本人の半分がピロリ菌に感染していますから・・・・ピロリが無ければ胃癌にはならないと言えます。ただ予防効果は感染の初期(胃の粘膜が萎縮する前)は著明ですが感染の後期(粘膜が萎縮した後)では小さいです。若い方の除菌がカギになります。 年配者ではピロリ菌を除菌するメリットは本人自身には小さいです。しかし、次世代(子供、孫)への感染阻止のためには意味があります
除菌の成功率
約8割です副作用
一般的な抗生物質の副作用と同じですが多量かつ長めに飲まなければならないため、薬の副作用が現れやすいです。「一時的な副作用」として薬のアレルギー(発疹)、下痢、悪心、胃もたれ、口内炎、味覚異常などが起きえます。アモキシシリンはペニシリン系ですので「ペニシリンアレルギー」の方は服用できません。「ペニシリンアレルギー」は頻度0.05%で非常に稀ですが、アレルギーがあるかどうかは、実際問題として、飲んでみないとわかりません。一方、頻度が多いのは「下痢」です。稀に重症になると出血性大腸炎になります。これらとは別に胸焼け(逆流性食道炎)が見られることがあります。
除菌失敗の場合の再除菌について 菌が抗生物質に耐性になっているためです。フラジール(メトロニダゾール)という薬を加えてもう一度、除菌するチャンスがあります。(保険適応外です)。大部分の方は除菌が成功します
(参考)血液でペプシノーゲンというのを測る事で、慢性胃炎の程度が解ります。効率よく「胃癌のハイリスクグループ」の方を見つけられます。 この方法は東大にて三木一正博士により開発されました。当院の鈴木医師も三木先生の指導下、開発に参加しました。論文:Clinical application of serum Pepsinogen Tand U for screening of gastric cancer: Jpn.J.Cancer Res. 1993:84:1086)