2018年 「大腸内視鏡後に発症する急性憩室炎」に関する調査が米国から報告されました
論文要旨
大腸内視鏡検査23万6377例のデータを基に、急性憩室炎の発生状況を後ろ向きコホート研究で検討した。

その結果、検査後、68例(0.029%)が憩室炎を発症し、30例(44%)が入院していた。34例(50%)に憩室炎の既往があった。検査後に憩室炎を発症した症例の23%には再発が認められた。さらに、急性憩室炎発症後6週間以内に大腸内視鏡検査を実施した症例では、外科的介入が必要となった割合が高かった(100% vs. 36%、P=0.006)。
報告したはCleveland Clinicという米国の1流の医療機関です。個人的な経験を言うなら・・・このような合併症は、この報告よりは、はるかに少ないのですが、残念ながら皆無ではありません。

内視鏡検査中に憩室に強い負荷を加わるのは(1)挿入時(2)観察時(3)ポリープ切除時、の3段階です

この内、(1)は医師の技術で防げます

しかし(2)(3)は医師の技術だけでは防げません