大腸癌危険度予測 スコアシートこれは国立癌センターが2010年に、過去の10年の資料から解析したものです(JPHC Study)。このような類似の物は他に多く、ありますが、それらは大規模な解析によるものではありません。これは現在「世界で唯一つの大規模解析データに基ずくものです。
点数 年齢 44以下 0 45−49 1 50−54 3 55−59 4 60−64 5 65−69 6 肥満 無し 0 有り 1 酒 飲まない 0 普通に有り 1 酒が大好き 2 たばこ 吸わない 0 好き 1 スポーツ しない 1 よくする 0
左の表の5つの
点数を合計します。10年間で大腸がんを
発症する確率(%)0 0.2 1 0.3 2 0.5 3 0.7 4 0.9 5 1.3 6 1.8 7 2.4 8 3.3 9 4.6 10 5.9 11 7.4 合計点数が9点以上の場合は、健康保険の適応で大腸検査をおこないます。
<根拠>最も多い癌である大腸癌は別名「4パーセント癌」とも言われます。全ての国民が生涯で大腸癌になる確率の平均は4%だからです。健康保険の制度から全ての国民に保険を適応することはできません。「ハイリスクの人達」を何らかの方法で絞り込み(便潜血検査が最も広くおこなわれています)、「その人たちを保険の適応にする」。リスクが「国民の平均より低い方」の検査は「健康診断」となり「自己責任で費用を自己で負担しておこなう」というのが保険の主旨だからです。
上記以外にも「大腸癌の家系」「脂肪の多い肉をよく食べる」「便秘をする」なども「危険因子」であるというのが専門家の意見です。しかしながら、それらは「大規模解析による客観的証拠」とまではなっていません。従って、これらを「健康保険適応の正当な理由」には(現時点では)できません。