会社経営者の方へ
このページは以下の方を対象としています。
(1)全ての会社経営者、最高経営責任者
(2)富裕層向け会員制人間ドックの会員の方
(3)社会通念上、上記と同等と判断される富裕層の方

主旨を解り易く頻度の多い例で説明します

ポリープ切除後に起こる出血は、最も頻度の多い偶発症です。数日間、仕事を休む(安静)必要があります。医師に悪質な行為が無い限り、通常、医師が出血で賠償責任を負うことはありません。出血は予見不可能かつ回避不可能な偶発症だからです。

では、出血のために重大な仕事の交渉が中止となり、会社が数億円の損失を被った場合はどうでしょうか?

この場合でも、医師に悪質な行為が無い限り、医師が数億円の賠償責任を負うことは社会通念上、ありえません。

万が一、予見不可能な事態が起きた場合、医師に悪質な行為が無い限り、「逸失利益(間接被害を含む)の計算は国民の平均的収入で計算し、過去の判例に沿った額になる」のが原則です。

予約をしていただいた時点で、この原則を御理解していただいたと判断させて頂きます。

当院を受診される方なら、「そんな事は解っている。私は個人医院の医師に金を要求するような、男ではない」と、思われたと思いますが、御容赦下さい。