ポリープが大きい場合は切除後に出血を予防するために金属のクリップで傷を縫います。これで出血の危険は10分の1に減ります。このクリップは小さいものなので、一ヶ月位しましたら、気が付かないままに排泄されます。まれに早期に、はずれることもあります。クリップ装置の一部であるプラスチック製の白い部品だけが、はずれて出てくることもあります。早期にはずれたことは、クリップの「出血予防効果が減少した」ことを意味しますが、直ちに出血するわけではありませんので、通常は、直ちに内視鏡や処置はおこなわずに、そのまま様子をみます。出てきた異物は、そのまま流してかまいません。 back