通常の検査予約とは別に「他で失敗した方」を対象に「検査成功の保証」をおこなう特別予約枠を設けます。
保証するのは、技術に自信があるからであり、専門医としての患者さんに対する責任の表明でもあります。
概要は以下の通りです
- 医療費は通常の場合と全く同じです
- 当院でも検査が失敗(盲腸まで入らなかった)した場合は・・・・料金は不要です。健康保険分、保険外分も含め、一切、患者さんからは料金をいただきません。更に「契約不履行の慰謝料」として1万円を、お支払いします。更に遠方の方には、当院までの交通費をお支払いします。
- ポリープが見つかった場合は極力、当日に切除しますが、大出血の危険のあるような大きなものは細胞診のみとなります。安全のためですので、この点は了解ください。
- 高度の便秘で下剤を飲んでも腸内がきれいにならないために検査が失敗した方、あるいは下剤を十分に飲めなかった方は・・・残念ながら当院でも、うまくはいきませんので予約は受けられません
この特別予約は1日一人限定とし通常予約枠とは別に受けます
- お名前、年齢
- 住所(下剤発送先)、電話番号
- 検査希望日(複数候補をできるだけ多く)・・1〜2週間以内で予約が取れると思います
- 検査を希望する理由
- 前回、失敗した検査をおこなった施設
- もし聞いているなら、前回失敗した理由(癒着、過長、腸の走行異常など)
・・・・をメール にて、お送りください
他医療機関で失敗した方の当院・再検査での実績資料
私は1999年にこの挿入法(ストレート法)を学会で発表して以来、この方法の改良を進めてきました。他での失敗例が当院で成功しているのは、全てこの挿入法によるものです。逆に言えば、「一般的挿入法」で入れるという条件なら、高度癒着の方は当院でも挿入に失敗します。大腸内視鏡とは、そういうものです。
・・・・・・しかし、全員が成功するわけではありません。極めて癒着が強い場合、腸の走行が先天的に特殊な場合などは、この挿入でも入らない方がいます。このような場合、「麻酔で傷みを消して強引に内視鏡を押し込む」ことはしません。検査は中止となります。患者さんには他の検査(レントゲン検査、PET検査など)を勧めます。