入手可能なSenolysis剤
D+Q(ダサチニブ+ケルセチン)
ダサチニブ 入手可能
ケルセチン サプリとして入手可能
ナビトクラックス 治験中 まだ入手不可
パノビノスタット
非選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬(英語版)(DAC阻害薬)
MMの治療に使う 商品 ファリーダック 1cp=4万円
Piperlongumine
ヒハツとしてサプリがあるが、純粋なPiperlongumineは無い
胃癌手術後8年後にGCSFを引き金にして骨髄再発(DCBM)を起こした
DCBMは胃癌が多い。また「5年以上の晩期再発」が多い
DTCは最初からあったサブ・クローン由来ではなく、化学療法に対してストレス応答で生まれた「senescent 」細胞が正体である
Senolytics for Cancer Therapy: Is All that Glitters Really Gold?
癌のTISに対して殺効果が広く認められているのはnavitoclaxのみ
但し(1)重症のPlt減少(2)BCL2遺伝子の状況で効果が変わる
一方、D+QもFISETINも「癌以外のSENOLYSIS」では成果を出しているが「TISを起こした癌細胞」を殺す能力は無いという報告が多い
D+Qは放射線の晩期障害を軽減するのは確かのようなので「全く無駄」ではない
The current paradigm and challenges ahead for the dormancy of
disseminated tumor cell(2020年Natureのレヴュー)
DTCの免疫回避について
(1)白血病モデルではPDL-1↑
(2)膵癌モデルでは タンパクfoldストレス応答⇒MHCクラス1↓
(3)乳癌D2A1モデルでは免疫回避ではなく「平衡」。外科手術のストレスを与えると平衡が崩れて転移巣が出現する
DTCと老化の異同について
DTCの最大の特徴は「epigenome plasticity」にありStemに近い
一方老化細胞には「epigenome plasticity」は見られない
但し
人のDTCの研究は「骨髄内DTC」が主。そのため「幹細胞的なDTC」だけを見ているのかもしれない
Therapy-Induced Senescence: An “Old” Friend
Becomes the Enemy
2005年NATUREに肺ADENOMAで「良性腫瘍は高率にSenescentしており、これは癌化を防ぐ防御機構である」という報告あり
乳癌のDTC 2022年レヴュー
有効なAenolysis剤
D+Q(ダサチニブ+ケルセチン) ナビトクラックス パノビノスタット 非選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬(DAC阻害薬) Piperlongumine
有効な殺DTC剤
AMPキナーゼ阻害剤
Srk阻害剤とERK阻害剤の併用
ゼロンドロリンク酸
・・・・・・と違いがある
実験医学
食道癌ではCCND1(サイクリンD)の増幅が高頻度で見られる。またCDKN2A (= p16INK4)の異常も高頻度で確認されている。p53異常も早期に起こる
・・・・・・・・・・・・・つまり「老化を起こしにくい」遺伝子変化と言える。
他の癌も「p53、p21,p16に異常が起きており」本来は老化しないはず
癌の老化は「正常細胞の老化」と分子機序が違うらしい
これがD+Qが正常老化細胞を殺すが癌性老化(様)細胞を殺せない理由かもしれない。
一方、放射線化学療法により「癌の周囲の正常細胞」の老化が誘導され、これから出るSASPが癌の再発を促進しているというモデルもある
「DTCを取り囲む正常老化細胞をSenolysisできれば、十分な効果が期待できるはず」という考えもある
ICD ストレスのレヴューより
ISR(integrated stress respons)とPDl1上は深くリンクしているようだ
・・・・・ICD誘導型の抗癌剤は高率にPDL1を上げる
⇒抗癌剤にオブジーボ併用の根拠