Senolysis剤
D+Q(ダサチニブ+ケルセチン)、ナビトクラックス

ダサチニブ 入手可能
ケルセチン サプリとして入手可能
ナビトクラックス 治験中 まだ入手不可



Disseminated carcinomatosis of the bone marrow caused by granulocyte colony-stimulating factor: A case report and review of literature

胃癌手術後8年後にGCSFを引き金にして骨髄再発(DCBM)を起こした
DCBMは胃癌が多い。また「5年以上の晩期再発」が多い




The origins of cancer cell dormancy

DTCは最初からあったサブ・クローン由来ではなく、化学療法に対してストレス応答で生まれた「senescent 」細胞が正体である





Senolytics for Cancer Therapy: Is All that Glitters Really Gold?

癌のTISに対して殺効果が広く認められているのはnavitoclaxのみ
但し(1)重症のPlt減少(2)BCL2遺伝子の状況で効果が変わる
一方、D+QもFISETINも「癌以外のSENOLYSIS」では成果を出しているが「TISを起こした癌細胞」を殺す能力は無いという報告が多い
D+Qは放射線の晩期障害を軽減するのは確かのようなので「全く無駄」ではない


実験医学



食道癌ではCCND1(サイクリンD)の増幅が高頻度で見られる。またCDKN2A (= p16INK4)の異常も高頻度で確認されている。p53異常も早期に起こる
・・・・・・・・・・・・・つまり「老化を起こしにくい」遺伝子変化と言える。



ICD ストレスのレヴューより

ISR(integrated stress respons)とPDl1上は深くリンクしているようだ
・・・・・ICD誘導型の抗癌剤は高率にPDL1を上げる
⇒抗癌剤にオブジーボ併用の根拠