ブスコパンの追加投与について

「腸の収縮は内視鏡観察の最大の敵」です。収縮が強いと「大きなヒダ」ができて、ヒダの陰が死角になります



死角を無くす「最強の守り神」がブスコパンです。腸の収縮を止めるブスコパンの使用の有無で大腸内視鏡の見落としが大きく異なるという報告が多数あります。

しかし・・・・これは、下痢気味の人(=腸の動きが活発な人)に多いのですが、通常通り、ブスコパンを注射しても、数分すると腸が収縮する方がいます。

この場合は、死角を無くすためにブスコパンを追加投与するための「2度目の注射」が必要になります。この点を御了解下さい。


死角を無くすためにブスコパンを十分に多く使いたいところですが、限界があります。

ブスコパンの副作用に以下のようなものがあるからです

状況を見ながら、慎重に追加投与をしていく訳ですが安全な範囲で投与すると、下痢気味の人(=腸の動きが活発な人)は、どうしても「収縮(ヒダ)による死角」をゼロにはできません。