大腸癌死亡率を決めるもの

先進的な医療と比較すると大腸ポリープをひたすら探し切除するという作業は、大変、地味なものです。

しかし「大腸癌の死亡率」を下げるのは先進医療ではなく、精度の高い大腸内視鏡で「ひたすら大腸ポリープを探し切除する」という、この地味な作業だけです。

このリストが当院で日々施行されている「精密治療型・大腸内視鏡」の実際です。

平均的な医療機関での検査と比較して「観察時間が長い。腺腫発見率が高い。次回検査予定期間が長い。」のが特徴です。

観察時間は内視鏡が一番奥(盲腸)に到達してから肛門まで内視鏡を抜去するのにかけた時間です。厳密には「観察+ポリープ切除の時間」となります

腺腫発見率が非常に高いのは「過去に腺腫を切除した既往のあるハイリスクな方」が高い比率を占めるからです。(当院が始めての方に限ったデータはこちらにあります。)

腺腫だけでなく過形成ポリープも非常に高い発見率で治療されています。これは当院では、開業当初(平成13年頃)の早い時期から海外の文献を重視し「過形成ポリープ多発症(HyperPlasticPolyposisi)」の方を「ハイリスク・グループ」と認識し厳重なフォローをしてきたからです。

当院の「次回検査予定期間」は長めです。これは「精密な検査をおこない、大腸内視鏡の検診間隔を延長する」というポリシーからです。(参考