胃の検査
血液検査(ペプシノーゲン法)・・・・・胃炎を診断します
胃がんは慢性胃炎をベースにして発生します。ペプシノーゲン法は血液で慢性胃炎を診断する方法です。検査で異常となった方は,直ちに胃がんがあることを意味しません。「胃がんのハイリスク」であることを意味します。異常とでた方は定期的な胃カメラが望ましく,食生活を変え,ピロリ菌(胃炎の原因)の治療を検討する必要があります
 

ピロリ菌検査
直接,内視鏡で調べる方法以外に息を使う方法,血液,尿,調べる検査があります。前2者はわずらわしい方法ですが,菌がどれくらい暴れているかがわかり,正確です(ガイドラインでも勧められています)。後2者は抗体を調べる方法で,簡単なのですが,病態と検査値にやや,ズレがあります

 

レントゲン検査・・・・・歴史的遺物?
胃のレントゲンはかって胃がん検診の主役で多くの早期胃がんを発見してきました。しかし,(1)感度が低い(2)被爆量が大きい(3)ペプシノーゲン法+ピロリ菌検査の方が簡単で感度がよい(4)判定に高度の技術を要し,専門家が非常に少ない・・・・などの理由から,今,歴史的役割を終えようとしています

アドバイス
会社の検診で胃のバリウム検査を予定されている方はペプシノーゲン法+ピロリ菌検査に変えるか,両方を受けられることをおすすめします

 

胃カメラ・・・・・最も正確
ペプシノーゲン法+ピロリ菌検査で「慢性胃炎」と診断された方は定期的な胃カメラを受けるのが「長生き」のコツです

検査の受け方
前日までは通常の生活で結構ですが夜食は禁止です。当日は検査前は食事はしてはいけません。(水は脱水にならないよう,少々ならかまいません )。喉をキシロカインで麻酔して検査をおこないます。検査は3〜5分で終了します。

 
<胃カメラの手順>
胃カメラ、内視鏡の麻酔、キシロカイン
キシロカインという苦い麻酔薬を使います
胃カメラ、内視鏡の麻酔、2
まずゼリーで喉を麻酔し・・・
胃カメラ、内視鏡の麻酔、3
次にスプレーで喉を麻酔します
胃カメラ、内視鏡開始
専用の「口当て」をかんで・・・
(緊張している方には鎮静剤を注射します)
胃カメラ、内視鏡の挿入
胃カメラを始めます


胃カメラ、内視鏡の実際(ビデオ)

 


再生されない方はリアルプレイヤーを入手してください。

インストールがうまくいかない方は・・・

胃カメラ、内視鏡後も休憩
30分ほど休憩します

 

検査を楽に受けるコツ(本音)
昔,胃カメラを入れるときは患者さんが「ゴクン」と飲みこんだ方が楽なのかが議論されたことがあります。患者さんが意識的に「胃カメラ」を飲みこもうとせず,ただ力を抜いて,医師に全てをまかせるのが最も楽です
ある程度の経験を積んだ医師に受ければ「ガマンできる範囲」の検査ですが,基本的に敏感な喉を異物がとおるり胃が空気でふくらむわけですから苦痛が0ということはありません。自信の無い方,緊張してしまう方は遠慮せずに医師に「鎮静剤希望」といいましょう。これで検査は信じられないほど,楽になります。もし医師が「鎮静剤なんていりません」と主張したら・・・・受けるのは考え直しましょう


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